XOYで読める『奇々怪々』の「呪いのギャラリー」という話のネタバレを書いていきます。
奇々怪々とは、身の回りで起こりうる奇妙で不思議な物語をまとめたオムニバス漫画です。
呪いのギャラリー(1話~10話)
潤也の学校では最近呪いの階段が流行っています。
簡単に説明すると以下です。
2.それを持って濃い霧の中を歩いていくと呪われたギャラリーの前に辿り着く
3.ギャラリーには誰しもが入れるわけではなく、真の殺意を持つ者のみがドアをあけることができる
4.ドアが開いたら壁の空いているスペースに額縁をかける
5.額縁の中の相手に呪いがかかる
6.夢から覚めた後、呪いに用いた写真を破れば、実際にその人物を殺すことができる
7.額縁に自分の写真があった場合はそれを外せば写真を破っても呪いはかからない
どこで広まったかわからないけど、潤也は興味がありませんでした。
潤也は学校から帰っている所、玉木が遠藤をカツアゲしているのを目撃します。
潤也は見ない振りをして帰ろうとしたところ、玉木たち3人組に見つかり遠藤と一緒にカツアゲされ、次に会うときまでにお金を持って来ることになりました。
その後、ハンバーガー屋さんにて、遠藤が玉木を呪い殺したいと言い始めました。
そして、実際に昨日試してみたと玉木の写真を出してきました。
潤也はバカバカしく思い、店を出ました。
その夜、潤也は前々から買おうとしていた靴をネットで注文します。
次の日、玉木にお金を渡しに行きます。お金を渡して帰るときに買ったばかりの靴を玉木に見つかり、取られます。
玉木は借りるだけと言っていましたが、3日経って一向に返してくれる気配がありません。
潤也は帰り際に玉木に靴を返してと言ったところ、返してもらえず、逆に殴る蹴るの暴行を受けました。
その夜、潤也は玉木グループの1人の写真を取り、恐る恐る試してみたところ、本当に相手の額縁写真が出てきました。
歩いているとギャラリーがあり、壁に掛けました。起きてから写真を破いてみたところ、その日に本当に玉木グループの一人が死にました。
呪いのギャラリーの噂は本当だと確信して、
それから玉木グループを順番に殺していきました。
ただ玉木を殺す際に自分の額縁がかかっている事を見つけ、玉木も自分を殺そうとしていることに気づきました。
もちろん額縁はすぐに玉木のに変えて、起きてすぐに玉木の写真を破きました。
そして玉木グループは全員死にました。
遠藤は玉木グループを殺したのは潤也だと分かり、潤也に呪いのギャラリーをほのめかしたりしなきゃ良かったと後悔します。そして、潤也にもうやめてくれと口論になります。
この頃から潤也は被害妄想気味になり、もしかしたら、自分の額縁を飾ったのは遠藤だったのかもしれないと思い、念のためにギャラリーに確認しにいくと、案の定自分の額縁がありました。
そして、遠藤も殺してしまいました。
いつしか、潤也は眠れなくなり、睡眠薬を服用して無理やり寝ていました。
見た目も変貌して、周りには誰も寄りつかなくなりました。
仲がよかった女の子も距離を置くようになりました。
それに対して、その女の子も自分を殺そうとしていると思い込み、殺そうとします。
その晩、いつものように睡眠薬を飲んだのですが、いつも飲んでいるためか、なかなか眠れません。
薬が足りないと思い、大量に飲みます。
そして、ギャラリーに入ると自分の写真がないことに気付きました。
安心して、戻ろうとしたところ、ギャラリーのドアが開かずに閉じ込められてしまいました。
現実世界では、潤也は睡眠薬の飲みすぎでそのまま亡くなっていました。
シーンが変わり、潤也の弟が誰かと電話をしています。
潤也はカツアゲされたお金を作るために、弟の携帯を勝手に売ったり、愛犬すらも売っていました。
それに怒った弟がイタズラで兄潤也の写真を毎晩ギャラリーに飾っていました。もちろん殺すつもりはありません。
ギャラリーの周りには潤也と同じ様に睡眠薬で亡くなった人物が彷徨っています。
終わり。
最後に
『呪いのギャラリー』のネタバレを書きました。人を呪わば穴二つということわざの通り、その報いを受けて潤也自信も亡くなってしまいました。
奇々怪々にはこれ以外にも面白い作品が多数あるので、気になった方は読んでみてください。
冒頭でも言いましたが、マンガアプリ『XOY』でしか読むことが出来ません。
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