今日は、Amazonプライムビデオで観れる、ヤバい映画を6つ紹介していきます。
では、さっそく、いってみましょう。
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Amazonプライムで観れるヤバい映画
禁じられた遊び
1つ目は、ベネチア国際映画祭で、金獅子賞、アカデミー賞で、名誉賞を受賞の、不朽の名作『禁じられた遊び』。
ポーレットは、その後、ミシェル家族に、暖かく迎え入れられます。
ポーレットは、愛犬の死体を土に植えて、お墓を作るのですが、愛犬が一人ぼっちだと、可哀想だと思い始め、ミシェルと一緒に、お墓に入れる友達を探し始めるのでした。
最初は、モグラやひよこなどの生き物でしたが、徐々に、二人の行動は、エスカレートしていくのでした。
孤児となってしまった、ポーレットのために、ミシェルは、必死に協力するのですが、ポーレットは、目の前で亡くなった、両親の死体よりも、犬の死体を優先してしまう少女なので、死が、どんなものかわかりません。
もちろん、ミシェルは、死とは、どんなことか、知っています。そんな、二人の、異なる思考が、徐々に、噛み合わなくなっていきます。
この作品の楽曲「愛のロマンス」という曲は、聞いたことがある方も多いと思います。哀愁漂う旋律は、禁じられた遊びにピッタリなので、併せてチェックしてみてください。
やばい映画とは、言いつつも、戦争被害を受けた、可哀想な少女の物語でした。名作なので、時間がある方は、ご視聴ください。
海にかかる霧
2001年に韓国で実際に起こった「テチャン号事件」を題材にした作品。
密告の手助けは簡単な仕事です。沖合で密航船と合流し、密航者たちを乗り換えさせて、陸まで運ぶだけ。これで、お金が入るのですが、捕まったら豚箱行き。

絶望的な状況で、人間の本性が剥き出しにされていく様は、見ていて辛くなりました。もし、自分が同じ状況だったらと考えるだけでもゾッとします。
今作は[パラサイト 半地下の家族』で、おなじみの、ポン・ジュノ監督が製作を務め、『殺人の追憶』の脚本担当シム・ソンボが監督デビューを果たしたサスペンス。
そして、ポン・ジュノ節である、余韻を残すラストシーン最高でした。
愚行録
第135回直木賞の候補作品、貫井徳郎先生の小説を映画化した作品。
今作は、田向一家殺害と光子の育児放棄の2つの事件を軸に展開していきます。
主人公の田中役を妻夫木聡さんが演じ、田中の妹・光子を満島ひかりさんが演じます。
田中は、個性的なキャラクターなので、映画『来る』や『怒り』の妻夫木さんの演技が好きな方は、ぜひ見てほしいです。
タイトルにもある愚行という言葉は、「愚かな行為」「バカげた行為」という意味です。今作では、登場人物の様々な愚行が複雑に絡み合っていきます。
そして、どんでん返しの連続で、ここ最近見た映画の中で、特にヤバい映画でした。
欲望や嫉妬、弱さや傲慢さ、身勝手さなど、人間の嫌なところが全部詰まっていて、目を背けたくなりますが、逆にそれが最高でした。ぜひご視聴ください。
誰も知らない
『万引き家族』の是枝監督が描く、ネグレクトを題材にした問題作。
最悪の母親を描いていて、非常に胸くそ悪い作品です。冒頭はバッグの中に3人を詰めて引っ越してきます。
彼らは出生届が提出されていないので、「存在していない子ども」として生きています。
そのため、学校にも通っていません。ただ、母親のけい子は、子どもたちに学習ドリルを与えているので「学校に行かなくても大丈夫だろう」という考えを持っています。
また、以前まで住んでいたアパートでは子どもたちが騒ぎすぎたため、引越し先では、「騒がないこと」「ベランダに出ないこと」「しっかり勉強すること」の3つの約束をさせるのでした。
ある日、母親けい子に恋人が出来て、20万円を残して失踪。子供たちは、自分たちで暮らしていくのでした。
と、いうところが、あらすじです。
1988年に起こった、「巣鴨子供置き去り事件」を元にしているそうで、実話というのが、かなりショックでした。
長男役を演じたのは、柳楽優弥さん。第57回カンヌ国際映画祭で、
当時14歳にして、史上最年少、かつ、日本人で初めて最優秀男優賞を受賞したことでも話題になりました。デビュー作でこれは凄すぎです。
是枝監督作品は、基本的にハズレがないので、ぜひ、チェックしてみてください。
ミスミソウ
漫画原作のやばい映画です。
いじめの度が超えていて、最終的には、春花の家に放火し、家族を殺してしまいます。
酷すぎますね。ただ、この作品は、ここからが本番。春花の復讐劇が始まるのでした。過激な映像も多々あるので、注意してみてください。
余談ですが、雪山を舞台にしており、白と赤のコントラストが綺麗です。
そして、今作は私も大好きな、内藤瑛亮さんが監督を務めていまふ。彼の作る作品は、過激なものが多く、『先生を流産させる会』や少年法を描いた『許された子どもたち』などがあります。
『ミスミソウ』が好きな方は、この2本もおすすめですので、併せてチェックしてみてください。
震える舌
破傷風を描いており、トラウマ映画とも呼ばれることが多い作品。
少女の演技が上手で、本当に痙攣しているんじゃないかと思うぐらいリアルで怖いです。海老反りで、体をそらす姿が、まるで『エクソシスト』ですが、それを遥かに上回る描画で、鳥肌が止まりませんでした。
死の危険が迫っている娘を思い、両親は、神経をすり減らし、疲労していきます。そして、夫婦間に段々と亀裂が入っていくのでした。
今作は、ドキュメンタリーのようにリアルで、前編を通して痛々しい内容ですが、傑作映画ですので、機会があればぜひ見てみてください。
最後に
以上、Amazonプライムで観れる、ヤバい映画を6つ紹介してきました。
まだ、見たことがない作品があれば、チェックしてみてください。
アマプラ:月額500円でコスパ抜群
Netflix:オリジナル作品がアツい
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TSUTAYA TV/TSUTAYA DISCAS
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