皆さん大好きなサイコパスの出てくる映画を4つ選びました。ぜひ、参考にしてみてください。
目次
アメリカンサイコ
80年代のニューヨーク、ウォール街にある証券会社の副社長であるパトリック・ベイトマン。高級マンションに住み、美女と婚約を果たし、一見、成功者な彼ですが、心に満たされないものを抱えていました。次第に奇行が目立ち始め、ついには、殺人衝動が抑えられなくなっていきました。
音楽好きにはたまらない作品
ベイトマンは、音楽好きで、殺人の前に音楽について語るシーンがいくつかあります。エンディングは、デヴィッド・ボウイの「Something in the air」。映画『メメント』でも使われている楽曲ですね。
私も今作で大好きになりました。気になる方はググってみてください。
衝撃的なラスト
もちろん、ネタバレはしませんが、とんでも展開なので、これ見てほしいです。
タイトルにもある通り、アメリカの異常性を描いています。
黒い家
日本のサイコパス映画と言えばこれ。日本ホラー小説大賞受賞の貴志祐介現在作品。
保険会社に勤める若槻慎二は、保険金の説明でお客さんである,こもだのお家に行くのですが、こもだの息子が首吊りして死んでいました。警察は自殺と判断し、それに基づいて保険金も支払われることになったのですが、過去に、保険金を詐欺の疑惑が出ている家でした。
キャッチコピー「その人間には心がない」
キャッチコピーは、「その人間には心がない」。
幽霊よりも怖いのは狂った人間。サイコパスの恐怖を描いた作品となっています。物語が進むにつれて、狂気に満ちた行動が、エスカレートしていきます。
大竹しのぶの怪演が見所
家族揃って狂っており、妻の大竹しのぶの演技がめちゃくちゃ怖いです。特に後半の階段でのワンシーンとあのセリフは、ジャパニーズホラーの歴史に刻まれる名シーンではないでしょうか。
類似事件発生
今作の翌年に実際に類似事件が発生しました。
「和歌山カレー事件」というもので、犯人の林真須美は強烈なキャラクターと保険金詐欺の方法が『黒い家』と類似しており、当時話題になりました。映画の中でさえ、怖いのに、実際に類似事件が起こるのは恐怖ですよね。少なからずこの作品に影響を受けたのではないでしょうか。
その住人たちは
↑スペイン版の予告しかありませんでした。
スペイン版『パラサイト、半地下の家族』と言われている作品。
広告会社の元重役にも上り詰め、幸せな家庭、立派な家を手に入れたハビエル。突然、職を失い、自宅を手放すことになりました。そして、愛着のある元自宅に越してきた家族の様子を見ているうちに狂気に満ちた計画を思いつきます。
原題は「hogar」、タイトルの意味とは…
原題「hogar」。家庭という意味です。主人公の男性は、不幸なあまり、他人の家庭に妬み始めます。
被害者はたまたまそこに住んでいただけ
面識もないのに、たまたまそこに住んでいただけで標的とされてしまう家族。寄生するかごとく、その家族に近づいていきます。当たり前ですが、似てると言っても、2019年世界No.1作品と言っても過言ではない『パラサイト 半地下の家族』ほど完成度は高くないです。とは言え、普通におもしろい作品です。ただ、胸糞悪い設定となっているので注意してください。
サイコ
1960年上映のアルフレッド・ヒッチコック監督作品。
不動産会社のOL・マリオンは、ベイツ・モーテルというモーテルを訪れます。そこには管理人の青年ノーマンが一人で切り盛りする小さな宿で、離れの一軒屋には年老いた母親がいました。マリオンが部屋でシャワーを浴びていると、何者かに刃物で襲われてしまいます。
有名なシャワーシーン
この作品を見るにあたり、シャワーシーンに注目してみてください。このシーンの映像、音楽ともに、数多の映画に影響を与えてきています。
シリーズも複数あり
今作は複数続編が出ています。
サイコ2を始め、3、4、そして、ノーマン・ベイツの少年時代を描くベイツ・モーテルというドラマもあります。これはアマプラやネトフリで見ることができます。
各賞レースでも活躍
第33回アカデミー賞は監督賞を始め、4部門で受賞しています。さらにアカデミー賞の前哨戦である、第18回ゴールデングローブ賞では、助演女優賞にマリオン役のジャネット・リーが序章しています。
最後に
サイコパスの出てくるサイコホラー作品を4つ紹介しました。
気になる作品があれば、ぜひ観てみてくだい。